参考情報

英語通訳を必要とされる方へ
For those who need an English interpreter

検査・調査立ち合いの際、言葉のストレスを感じないために
To avoid language stress when you attend house inspections or surveys

日常の日本語は何とかなるけれど、住宅用語のような少々専門的な言葉となると、聞くのも話すのもストレスが付きまとう、というようなことはありませんか︖

検査・調査の内容に集中したいのに、言葉の壁で集中できないのは、とても残念なこと。

たとえば、来日してまだ間もないため、「日本語で説明される言葉の正確な意味が分かりにくい」、あるいは、「質問したいのに日本語ではうまく表現できない」、そんな方々。 

そうした方のために、私たちの事務所には、英語に堪能な人たちとのネットワークがあります。

一般の英語通訳者ではなく、海外の建築営業所に長い赴任経験のある人たち、あるいは、海外の建築学専攻の大学に留学していた人たち、そんな人たちに住宅検査に同行してもらうことができます。 

You can manage to communicate in Japanese on everyday conversation. However, when it comes to a little technical language like housing terms, donʼt you feel stressed to hear and speak? 

You want to focus on house inspections and surveys. But it's regrettable that we can't concentrate on them because of the language barrier. 

For example, those who haven't been in Japan for a long time and have difficulty in understanding the exact meaning of the words explained in Japanese, or those who want to ask a question but cannot express it well in Japanese. 

For those of you, our architect office has the network of persons who are fluent in English.

Not an ordinary English interpreter, but those who have engaged in construction businesses in overseas for long years, or those who have studied abroad at a university majoring in architecture, we can accompany such persons to house inspections and surveys for you.

お問合せ・お申し込み方法
Inquiry / Application Method

お問い合わせ/お申し込みフォームの、「4)その他ご連絡事項」のところに、その旨書き添えてください。

お客様のご希望日時と通訳者の予定が合わせられれば、同行可能です。

Please write "English Interpreter Request(えいご つうやく きぼう)" in "4) Other Contact Information(その他ご連絡事項)" in Inquiry / Application Form(お問い合わせ/お申し込みフォーム)

We can accompany an interpreter if your desired date and time are matched with the interpreter's schedule.

料金
Fee

※当面は英語の通訳(日本人)に限ります。

英語通訳の同行料金は、新築・中古・ご自宅、各項目の料金のうちオプション料金のところをご覧ください。

* For the time being, only English interpreters (Japanese) are available.

For the accompanying fee of an English interpreter, please refer to the item of Optional Fee for new housing survey, used housing survey, or home survey.

重要事項説明
Disclosure Statement

ご利用の際には、必ず重要事項説明をご確認ください。重要事項説明は、こちら

When you make use of this service, please be sure to confirm Disclosure Statement (重要事項説明).

Click here for Disclosure Statement .

住宅診断項目例(参考資料)

1.はじめに(住宅診断と本資料について)

  1. 住宅診断(ホームインスペクション)は、ご依頼主様が対象住宅の状況を把握するのをサポートするために行うものです。(重要事項説明こちら) 
    ここでの診断は、一次診断と呼ばれ、非破壊を前提とした目視による確認が主体となります。
    ただし、補助的に簡易的な検査機器を併用する場合もありますが、その計測数値等は劣化の傾向を示すための参考値ですので、厳密な数値が必要な場合は、測定専門の検査会社を利用されることをお勧めします。
  2. 以下の診断項目例は住宅診断(ホームインスペクション)の概要をお知らせするための参考資料です。
    現地の状況や当日の天候、物理的・時間的制約などによっては、必ずしもこれらすべてが実施できるとはかぎりません。
    住宅診断(ホームインスペクション)では、前述のように、非破壊による目視を主体とする現状調査となるので、表面にその兆候が現れていない劣化事象の指摘は困難であり、また表面に現れた事象でもそのすべてを網羅的に指摘することを保証するものではありません。
  3. 当日の診断にあたって、売主様あるいは居住者様が入室・確認を望まれない場所がありましたら、あらかじめお知らせいただき、その場所は診断対象外といたします。
    また、診断の途中で時間的理由その他のご事情から、診断の中止を求められた場合、それ以降の診断未実施箇所は、対象外といたします。
    診断時に確認できない箇所、未完成(新築、増築、改修などの途中)の箇所、あるいは撤去された箇所は、対象外といたします。

2.外部診断について

住宅の外部診断では、地上、バルコニーや上階窓から目視確認できる範囲を対象とします。

当事務所では、原則として足場・ハシゴあるいはドローンなどは使用しませんが、屋根面などの状況確認のために、高所カメラ(OP)の使用が可能な場合は、上空からの撮影・確認を行います。(使用可能な条件は、カメラ設置・操作スペースがあること、上空に電線などの障害物がないこと、強雨・強雨でないこと、ご近所様からクレームがないこと、などです)

※OP:原則としてオプションとなる項目を示します(以下共通)

基礎の診断(使用機材:打診棒・クラックスケール ほか)

・ コンクリート基礎のひび割れ・欠損

・ 仕上げ材の剥がれ・欠損・浮き

・ コンクリートのジャンカ(豆板

・ 白華(エフロレッセンス)

・ 鉄筋の露出・サビ・サビ汁

・ 基礎の著しい傾き

・ 基礎パッキン・水切りの状況

・ 床下換気口の状況

・ 蟻道の有無

・ 簡易鉄筋探査機(OP)

・ シュミットハンマー(OP)

ほか

  1. 外壁の診断(使用機材:打診棒・クラックスケール ほか)

    ・ 外壁材のひび割れ・反り・剥がれ・欠損

    ・ 劣化・変退色・チョーキング(白亜化)

    ・ 浮き・腐食・カビ・苔・藻・植生(蔦)

    ・ シール材の劣化・破断

    ・ 外装材ジョイント部の状況

    ・ 外部金物固定状況・サビ・変形

    ・ 外部設備器具の固定状況

    ・ 外壁貫通配管・スリーブ周囲の防水状況

    ・ ポーチ・アルコーブ床面のひび割れ・欠損・浮き

    ・ 外部階段取付け状況・手すり固定状況

    ・ 設備取付け状況・配管貫通部防水処理状況

    ほか

  2. 屋根・軒裏・雨樋・バルコニーの診断(使用機材︓双眼鏡・高所カメラ ほか)

    屋根

    ・ 屋根材の破損・著しい欠損

    ・ 著しいズレ・劣化・腐食・色褪せ

    ・ 保護層のせり上がり ・ 防水層の破断

    ・ 破風部分の塗装剥がれ

    ・ 水切り、雨押えなど金属部のサビ・腐食

    ・ シール材の劣化・破断

    ほか

    軒裏

    ・ ひび割れ・欠損・漏水跡

    ・ 浮き・剥がれ・腐食

    ・ 軒裏換気口の状況

    ほか

    雨樋

    ・ ひび割れ・破損・樋つまり

    ・ 水漏れ跡・樋ジョイント状況

    ・掴み金物固定状況

    ほか

    バルコニー

    ・ 床面の沈み・欠損・腐食・勾配

    ・ 防水層の破断 ・ 排水溝の勾配

    ・ 排水口のつまり

    ・ オーバーフロー管の設置状況

    ・ 手すり部の固定状況

    ・ 支持部欠損・支持材の割れ・腐食

    ・ 物干金物の固定状況

    ・ 変形・腐食・動作を確認

    ・ 内壁立上り部の欠損・割れ・チョーキング

    ・ シール材の劣化・破断

    ・ サッシ止水部分不具合・劣化状況

    ほか

  3. 外部建具(窓、扉)の診断

    ・ ドア、サッシの建付け状況

    ・ シャッター、雨戸の取付け状況

    ・ サッシまわり漏水跡確認

    ・ サッシまわりシール劣化・破断状況

    ・ 面格子の取付け状況

    ほか

  4. 建物外周部(外構)の診断(OP)

    ・ 塀(ブロック塀、フェンスなど)の設置状況

    ・ 門柱などの劣化・破損状況

    ・ 門扉設置状況・動作確認

    ・ カーポートの状況

    ・ アプローチ床面の沈下・亀裂・破損状況

    ・ 蟻害・蟻道の有無

    ・ 建物周囲犬走り・土間・テラス・ポーチの著しい陥没・勾配

    ・ 電気・ガス・水道メーターの設置状況

    ・ 雨水・雑排水・汚水枡の設置状況

    ・ 屋外排水溝のつまり・勾配

    ほか

3.内部診断について

内部の診断では、売主様あるいは居住者様が立入り・確認を望まれない場所を除き、各室・各所の床・壁・天井・建具・収納を対象とします。

ただし、家具・家電製品・その他荷物などが置かれている場所は、原則として、それらを移動させず診断対象外として確認作業を進めます。

当日は、現在居住されていない住宅についても、電気(照明など)のほか、水まわり(キッチン、浴室、トイレなど)の診断のため、水道も使えるようにご配慮ください。

なお内部診断の際、床下・天井への進入可能箇所を確認します。

  1. 内装の診断(使用機材:デジタル水平器、レーザーレベル、含水率計、サーモグラフィカメラ ほか、適宜使用)

    床共通

    ・ 床鳴り・きしみ・沈み・へこみ・浮き

    ・ 著しいひび割れ・欠損・こすれ

    ・ 巾木とのスキ間・床面の傾斜

    壁共通

    ・ 仕上材の割れ・はがれ・めくれ・著しいキズ

    ・ 巾木とのスキ間・柱や壁の傾斜

    ・ 漏水跡の有無

    天井共通

    ・ 仕上材の割れ・はがれ・めくれ・著しいキズ

    ・ 著しいスキ間・漏水跡の有無

    玄関

    ・ 玄関土間の石・タイル床のひび割れ

    ・ 欠損・浮き(空洞音)・目地の割れ

    ・ 上がり框の割れ・欠損

    キッチン

    ・ 床下収蔵庫の状況

    ・ 収蔵部下確認(床下点検口の代替)

    ・ 勝手口まわりの状況

    洗面・脱衣室

    ・ 洗面化粧台天板の状況、壁とのスキ間

    ・ 収納扉の開閉状況・タオル掛けのぐらつき

    ・ 洗濯機防水パンの設置状況

    浴室

    ・ 浴槽のキズ・亀裂・床ジョイント部の状況

    ・ 壁パネルジョイント部の状況

    ・ タオル掛け・手すりの設置状況

    トイレ

    ・ 便器の設置状況・手すりの取り付け状況

    ・ ペーパーホルダー・タオル掛けの状況

    和室

    ・ 畳の反り・カビ

    ・ 砂壁の状況

    ・ 下地板(荒床)の劣化・著しい割れ

    ・ 敷居・長押・付鴨居

    ・ 廻り縁の状況

    ほか

  2. 内部建具、収納の診断

    扉(ドア、引き戸)共通

    ・ 扉の動作・開閉不良・反り

    ・ ドアと枠のスキ間・ドア鍵の状況

    ・ 丁番の緩み、扉下部床見切りスキ間

    ・ 戸当りの位置・ぐらつき・取手のぐらつき

    ・ 引手の指詰め

    玄関ドア

    ・ 開閉時がたつき・重さ・気密パッキンの状況

    ・ ドアクローザーの動作状況

    ・ ドアスコープの視認状況

    和室障子・ふすま

    ・ 開閉時がたつき・破れ・著しい破損

    ・ 扉と枠のスキ間・敷居・鴨居の状況

    サッシ(室内側)共通

    ・ サッシの動作・開閉不良・網戸の動作

    ・ サッシの鍵の状況・サッシビスの状況

    ・ ガラスの破損・著しい欠け

    ・ シャッター・雨戸の動作・収納状況

    ・ サッシまわり結露跡

    収納共通

    ・ 収納扉の状況(建具の項参照)

    ・ 棚板のがたつき・棚板受け用ダボ穴の状況

    ・ 引出しの状況・ハンガーパイプ固定状況

    下足入れ(収納共通項以外)

    ・傘受け金具の状況

    押入れ

    ・ 中段板・枕棚・天袋の状況

    ・ 内部カビ・腐食・劣化状況

    ・ 天井部取外し確認(天井点検口代替)

    キッチン収納

    ・引き出しの動作状況

    吊戸棚

    ・耐震ラッチの状況・昇降式棚の状況

    納戸・ウオークインクローゼット

    ・ 床鳴り・きしみ・沈み・浮き・著しいひび割れ

    ・ 欠損・こすれ・扉の状況(建具の項参照)

    ・ 漏水跡、結露跡

    ほか

4.設備の診断について

住宅の設備の診断では、照明のほか、水まわり(キッチン、浴室、トイレなど)も確認します。

現在お住まいの住宅では、事前に居住者の方に電気・水道の使用をお断りください。

現在居住されていない住宅については、当日、電気、水道が使えるように、売り主様、仲介業者様に事前にご依頼ください。

  1. 給水、給湯、排水設備の診断

    共通

    ・ 各配管まわり漏水跡の有無

    ・ 給水・給湯管露出部の防露被覆の状況

    ・ 配管の固定状況・排水管の勾配

    ・ 排水通気管の設置状況

    ・ 床下診断時給排水管漏水跡の確認

    キッチン

    ・ 赤水・シンクの水栓からの漏水

    ・ シンク下排水管の水漏れ・排水速度

    洗面・脱衣室

    ・洗面化粧台下シャワーホースの水漏れ

    ・ 水受けの状況・洗面赤水

    ・ 排水管の水漏れ

    ・ 排水速度洗濯機防水パンの設置状況

    ・ 洗濯用水栓の状況

    浴室

    ・赤水・排水口の状況・排水速度

    トイレ

    ・ 排水・給水状況

    ・ 手洗い器赤水・漏水状況

    ほか

  2. 照明、火災報知器設備の診断

    各室共通

    ・ 照明の点灯

    ・ スイッチ・コンセント・リモコンの状況

    ・ 住宅用火災警報器の設置状況

    キッチン吊戸棚

    ・ 棚下灯の位置・点灯状況

    洗面・脱衣室

    ・ 洗面台照明の点灯

    ほか

  3. 換気扇の診断

    居室

    ・24 時間換気設備の設置状況

    キッチン

    ・レンジフードの設置状況・換気時動作

    洗面・脱衣室

    ・換気設備の作動状況

    浴室

    ・換気設備の動作状況

    ・浴室乾燥機の設置状況

    ・浴室天井内換気ダクトの設置状況

    トイレ

    換気設備の作動状況

    ほか

5.天井裏・床下の診断について

天井裏、床下とも、一般診断では点検口からの診断、詳細診断ではそれぞれ内部に入り込んでの診断となります。

天井点検口・床下点検口あるいはそれらの代替となる進入用開口が必要です。

  1. 天井裏の診断(一般診断、詳細診断 OP)詳細診断は天井裏に上り、より広範囲に診断)

    木造

    ・ 木部のひび割れ・欠損・腐朽・カビ

    ・ 蟻害・蟻道の有無・野地板の状況

    ・ 構造金物の固定状況・サビ

    鉄骨造

    ・鉄骨材の劣化・サビ・腐食

    屋根裏断熱材の状況

    ・ 天井断熱・屋根断熱・無断熱の区別

    ・ 断熱材の乱れ・欠損

    天井内湿度の状況

    ・ 雨漏り跡、水ジミの有無

    ・ 湿気(木部含水率)

    壁量確保(耐震有効壁)の状況

    ・下部壁の筋交い・筋交い固定金物

    小屋組の状況

    ・小屋筋交い・雲筋交いの状況

    ほか

  2. 床下の診断(一般診断、詳細診断 OP)詳細診断は床下に潜り、より広範囲に診断

    基礎

    ・ コンクリートひび割れ・剥離・欠損

    ・ ジャンカ(豆板)・白華(エフロレッセンス)

    ・ 鉄筋の露出・サビ・サビ汁

    ・ 基礎パッキン・水切りの状況

    ・ 床下換気口の状況・床面水溜りの有無

    ・ 蟻道・蟻害の有無

    ・ OP 鉄筋探査機・OP シュミットハンマー

    土台・床組み

    ・ 土台・大引きのひび割れ・腐朽・蟻道・蟻害・カビ

    ・ 束・束石の状態(浮き、沈み)

    ・ 金物の固定状況・錆・腐食

    ・木部の含水率測定

    床下断熱の状況

    ・ 床下断熱・基礎断熱・無断熱の区分

    ・ 断熱材の設置状況(欠損、剥がれ、落下

    ・ UB 下部周囲基礎断熱

    土間の状況

    ・防湿措置、ひび割れ、陥没、水溜まり

    床下給排水管

    ・固定状況・水漏れ跡・排水勾配

    その他

    ・工事残滓(コンクリート片、木切れ)

    ほか

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